about persia
伝統
ターコイズ
実はかつてのペルシャ、つまりイランで発掘され、トルコの商人がヨーロッパへ持っていったことでそう呼ばれることになったのです。
もちろん今でもイランでは豊富にトルコ石が採掘され、イラン産のトルコ石はたいへん高品質だと言われています。
トルコ石は、人類が愛用した宝石の中でも最も古い歴史を持つものとされています。遠く古代エジプト時代の、紀元前5000年ほどの遺跡からトルコ石のブレスレットなどが発掘され、おそらく最古のジュエリーとして人々に愛され続けてきました。
その魅力はやはり鮮やかなブルー。その色はロイヤル・ブルーから新緑までさまざまです。日本では一般に濃い空色のものが多く好まれているようですが、ヨーロッパでは薄い水色のものがもっとも高価とされるなど、好みは人それぞれです。古代から人類と関わりを持ってきたこの石は、最も古いパワーストーンのひとつとされています。
トルコ石を身に着けることで社交性を高めたり、不信感や罪悪感などのマイナス感情を取り除いてくれるためポジティブな心を持つサポートをしてくれると言われています。人間関係のトラブルを回避し出世運を上げるとも考えられており、アメリカの先住民族など男性が身に着けることも多い石です。
また、邪悪なものから身を守る宝石として古代の人々から珍重されてきたことで、旅行の際の安全のお守りとしても最適です。心をぱっと明るくしてくれる鮮やかなブルーを見ると、あなたばかりではなく周囲の人々にも影響を与え幸運を呼び込むことになるかもしれません。
ミーナーカーリー
ミーナーカーリーとはペルシャが誇る伝統美術工芸品。
銅の器やお皿などの上に、多彩な色のエナメル加工を施して職人が手作業でこつこつと仕上げます。
その模様は繊細で美しく、イスラム寺院のモスクを彷彿とさせます。
そのため特にブルーの彩色は素晴らしく、インテリアのアクセントになることでしょう。
古く紀元前1500年前からの歴史があると言われており、由緒ある作品は世界の美術館にも展示されています。
陶器ではないので割れにくく、また水にも強く花瓶などの実用品にも向いています。
お部屋の中に小さなモスクを飾ってみませんか?
ペルシャ更紗
更紗は木綿の生地に、細かな模様を彫刻した木片を天然染料につけてスタンプのように押してプリントしたもの。
一枚の布に職人が幾度も色を変え模様を変え、重ね染めして仕上げます。
そのため手作りの味わいがあります。
端の房もひとつひとつ手で寄り合わせられています。
赤とベージュを基調にした穏やかな配色のものと、ペルシャを象徴する青を基調にした爽やかな色合いのものがあります。
柄は大胆なものから細かなものまで。
ペルシャが起源と言われる人気のペイズリー模様や唐草模様、バラやチューリップといったのかわいらしい花柄など、自然をモチーフにした伝統ある模様です。
生地が適度に厚めでしわになりにくく、水洗いもできます。
コットン100%のさらりとした手触りで心地よく、気軽にお使いいただけます。
大きめのものは用途に合わせてさまざまなシーンでマルチクロスとして活躍することでしょう。
更紗(シルク100%) 手触りのよい滑らかなシルクの更紗。光沢があり、光線の加減や見る角度で色合いが変化します。シルクならではの高級感と、柔らかい手触り。上品なペイズリーやイスラム寺院建築を思わせる複雑な模様です。マルチクロスとしてさまざまなシーンでお使いいただけます。
ペルシアン・シルククロス
手触りのよい滑らかなシルクの更紗。
光沢があり、光線の加減や見る角度で色合いが変化します。
シルクならではの高級感と、柔らかい手触り。
上品なペイズリーやイスラム寺院建築を思わせる複雑な模様です。
マルチクロスとしてさまざまなシーンでお使いいただけます。
ハタムカーリー
ハタムカーリーとはペルシャの伝統木工芸品です。
ひとつひとつ丁寧に職人の手で細工された模様は見事です。
繊細な幾何学模様が特徴で、中には古い物語の一場面を描いたようなものもあります。
ペルシアン・グラス
実はペルシャはガラス工芸の発祥の地と言われています。
約4000年もの歴史を誇るペルシアン・グラスは、ササン朝時代隆盛を極めやがてあの有名なベネチアン・グラスの源流となりました。
また、シルク・ロードを渡って遥か日本まで運ばれてきました。
このように世界中の人々に愛されるガラス工芸品ですが、ペルシアン・グラスのデザインは古来からの伝統を守っているためか眺めていると気持ちが落ち着きます。ペルシアン・ブルーを始め穏やかで味わいのある発色で、絵付けやレリーフの技術も凝っています。
存在感がありインテリアのアクセントにもなりながら、実用性も兼ねています。