about rose

バラの魅力

バラの歴史

「花の女王」として古代から多くの人々に愛され続けてきているバラ。
バラが発生したのは紀元前3500年前とも7000年前とも言われています。
観賞用の花として、また香油や香水として歴史に登場し有名な逸話を残したのは古代エジプトの絶世の美女クレオパトラ。バラの水で「バラ風呂」を楽しんだり、宮殿の床をバラの花びらで敷き詰めた「バラ床」や膝の高さまでバラの花びらを敷いた寝室を作ったり、深い眠りを誘う乾燥させたバラの枕で寝ていたなどというエピソードはクレオパトラのバラへの愛着を示しています。
また、古代ローマの暴君ネロ帝は豪華な晩餐会をバラで飾っていました。部屋をバラの花で埋め尽くし、庭園の池にはバラが浮かび噴水からは「バラシャワー」が噴き出し、皇帝の合図とともに天井からバラが降り注いでいたという伝説があります。皇帝がバラに興じれば貴族も民もバラへの憧れが強まり、この時代にすでにバラの需要はたいへんなものだったと推測されます。こうして装飾に用いられると同時にバラは、お酒に入れて飲まれたり料理に使われたりしました。お風呂の文化が盛んだった古代ローマではバラ風呂が人気で、今もなおバラの花びらやエッセンスのお風呂は主に女性の憧れとなっています。
しかし宗教に支配されていた中世ヨーロッパではバラの美しさや芳香が人々を惑わすとされ、教会によってタブーとされ修道院で薬草として栽培されるに留まりました。

一方ペルシャなど中東地域では古くから宗教儀式や生活の一部にバラを取り入れていました。バラの花びらを蒸留した透明なローズウォーターが生産され、その蒸留方法は、十字軍の遠征をきっかけに広くヨーロッパに伝えられます。この頃からもうペルシャはバラの蒸留の高い技術を誇り、現在に至っています。今でも一年に一回メッカのカアバ神殿のすす払いが行われるときにはイラン産のバラ水による清めが行われているのです。

バラはペルシャ絨毯の模様としてもひんぱんに用いられます。

イスラム世界では白バラはムハンマドを表し、赤バラは神アラーを表します。「千夜一夜物語」やウマル・ハイヤームの「ルバイヤート」にもバラについての記述があります。
前述のように中世ヨーロッパではバラは薬草として栽培されていましたが、修道院の中庭にバラの庭園が造られたことはのちのイングリッシュ・ガーデンのもととなります。また、天然ハーブを使い自然治癒や予防医学という思想をもとにした、フィレンツェで800年の歴史を誇る世界最古の薬局であるサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の前身ともなります。
キリスト教の世界では赤バラはキリストの血、白バラはマリアを象徴します。その優雅さからバラは、ヨーロッパの権力者の家紋やエンブレムといったシンボルに採用され、イングランドでは「薔薇戦争」よ呼ばれる権力闘争が起こります。
ルネサンスの頃には再びバラが人々の愛好の対象になります。「ヴィーナスの誕生」を始めとしたルネサンスの絵画にはバラの花が描かれた作品が多く見られます。

またフランスではかのマリー・アントワネットなどの貴族がバラやバラの香水を愛好します。ルイ14世はその権力と資金を使って宮殿に大がかりなバラ庭園を作りました。
皇帝ナポレオンの妻ジョセフィーヌはとりわけ熱心なバラの愛好家で、夫の不在の寂しさを埋めるためにバラの蒐集を趣味としました。ヨーロッパのみならず世界中からさまざまな品種のバラを取り寄せ、マルメゾン城に植栽します。こうしてジョセフィーヌのバラのコレクションはバラの品種改良の基礎となりました。ジョセフィーヌ没後もマルメゾン城はバラ園の殿堂として地位をとどろかせています。
そんなジョセフィーヌの庭園の噂を聞きつけたのがベルギーの画家ピエール・ジョセフ・ルドゥーテです。 ルドゥーテはジョセフィーヌにバラ園の出入りの許可を得て、マルメゾン城のバラを中心とした植物の絵を描き、いくつかの植物図譜を残します。中でも「バラ図譜(Les Rose)」は最高傑作と言われ、精密に描かれた169種ものバラの絵はその芸術性の高さから多くのモチーフとなっているだけではなく、植物学上でも重要な資料となっています。
ルドゥーテが描いたバラがモチーフとなったローズ・コレクションの食器はコチラ。

ペルシャにおけるバラ
イランの国花はバラ。ペルシャはバラの一大産地です。テヘランとエスファハーンのちょうど真ん中ぐらいに位置するカシャーン近郊の村ではバラの花とともに、ローズエッセンス(バラの精油)や(ローズウォーター(バラ水)の蒸留技術が開発されてきました。
今では数万種とも言われるバラの種類ですが、バラには大きく分けて「オールド・ローズ」と「モダン・ローズ」とがあります。ローズウォーターに適したバラはオールド・ローズの中でもダマスクローズという種類です。一般にバラの香りとして認識されているのはダマスクローズの香りなのです。ヨーロッパのバラやバラ水の需要が高まった10世紀の頃からダマスクローズは品種改良されずに脈々と栽培が続けられ、精油や蒸留の方法もほとんど変わっていません。
ダマスクローズは濃いピンクの小さなバラです。その蒸留方法としては、ペルシャの標高が高く乾燥して昼夜の温度差が激しい気候で栽培されたダマスクローズを、朝露のしたたる日の出の時刻に手で摘み取り、その日のうちに蒸留します。
ローズウォーターやローズエッセンスは香水やアロマテラピーに用いられるほか、その抗菌作用や保湿効果から肌や髪の毛によく化粧品に使われています。
ダマスクローズには「幸福感」をもたらすホルモン、ドーパミンが放出されストレス発散の効果があります。そうしたリラクゼーション効果以外にも、女性ホルモンのバランスを整え生理不順を和らげたり更年期障害を軽減させたりします。アンチエイジングの作用もあると言われ、香りをまとうだけでなく身体の内側から美しくなるとされています。
抗アレルギーの作用も期待されており花粉症のサプリメントにもバラの成分が用いられています。
デオドラント剤、フェイシャルローション、ボディーローションとして、気分転換やリフレッシュしたいときの芳香剤として、オシャレとして・・・などなどバラは視覚的にだけではなく嗅覚的にも癒しをもたらしてくれるのです。幸せをもたらす花の女王と言われるゆえんでしょう。
またローズのジャムや砂糖漬けといった食品、乾燥したバラのハーブティーなど味覚的にも楽しまれています。ペルシャ料理ではバラが多く登場し、デザートの香りづけなどに使われています。

バラの花言葉
バラの花言葉は色によってさまざまです。
バラは愛や美や愛らしさなどを示し、バラ全体の花言葉としては、「私は愛します」「初めての愛情」「温かな心」「あなたは愛すべきものの全て」「常に新しい美」「気付かない美」「移り気な美」「私を美しくないと言わないで」「愛らしい」「愛嬌」「無邪気」「内気な恥じらい」「新鮮」「変化」「嫉妬」「自慢」「あなたを尊敬します」「不安を鎮める」などがあります。
赤いバラは「愛情」「情熱」「熱烈な恋」「愛の女神たち」「母性」「殉教」「満足」「驚嘆」の花言葉があります。
ピンク系のバラには「愛」「わが心」「君のみが知る」など。
白系のバラには「純潔」「私はあなたにふさわしい」「愛の吐息」「私はあなたを尊敬します」「沈黙」など。
黄系のバラには「美」「君の全てが可憐」「嫉妬」など。
またバラの蕾にも花言葉があり「希望」「約束」「若さあふれる美」などを示すとされています。

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